複合加工機はワンチャッキングで完成品までの加工を担える高効率な加工機です。
当社の製品ラインアップの中でも、近年バリエーションの追加やリニューアルを重ね注力している機種でもあります。
その中で、タレット型のTM/TMMと工具主軸型のTMXをわかりやすく比較してみました!
どれを選んで良いかわからない!と思ったらぜひこちらをご覧ください。
選定のポイントは、この3つです。
- 加工能力で選ぶ
- 使用する工具の種類・数で選ぶ
- やっぱりコストは気になる
製品情報
その他
2023年04月04日
複合加工機はワンチャッキングで完成品までの加工を担える高効率な加工機です。
当社の製品ラインアップの中でも、近年バリエーションの追加やリニューアルを重ね注力している機種でもあります。
その中で、タレット型のTM/TMMと工具主軸型のTMXをわかりやすく比較してみました!
どれを選んで良いかわからない!と思ったらぜひこちらをご覧ください。
選定のポイントは、この3つです。
旋削力とマシニング力
TM/TMMは、タレット型の複合加工機で、旋削・ミーリング対応のタレットを2つ持っています。
旋削加工をたくさん行うのであれば、旋削力の高いTM/TMMがおすすめです。
対してTMXは、工具主軸型の複合加工機で、旋削タレットと工具主軸を持っています。
マシニング加工が多く、より複雑な加工をするならマシニング力の高いTMXがおすすめです。
TMX-4000なら強力な高送り加工も可能です。
複合加工機は複雑な加工や工程集約に対応することで、使用する工具の種類・本数は多くなります。
TMXではATCマガジンに工具を最大120本収納することができます。下側タレットは12本の工具が取付けられ、合計132本の工具を段取替え作業なく使用することができます。
また、TMX-4000STでは最大長さ500mmのロングツールにも対応します。
TMX-4000ST ロングツール対応
TMは上下のタレット合わせて24本、TMMでは30本工具を使用することができます。工具本数はTMXより少ないですが、ATCによる工具交換に比べ、タレット旋回による工具交換の方が速いため、サイクルタイム短縮になります。
TM/TMMはタレット仕様
工具主軸を持つTMXはより複雑な加工に対応できる分、TM/TMMに比べるとコストは高くなります。
しかし、高付加価値生産を実現します。
TMとTMXには、それぞれ対象ワークのサイズ別にバリエーションがありますので、お客様のニーズにマッチした商品をご提案いたします!!
選定のご参考になれば幸いです!